診療案内

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診療時間の表

休診日:木曜・土曜午後、日祝日

予約・問い合わせは
電話 0564-54-0125 まで

初診の方へ

【1】保険証・お薬手帳をご持参ください

必ず健康保険証をお持ちください。保険証がない場合、自費での診療になりますのでご注意ください。服用中の薬のある方は、お薬手帳も持参願います。

【2】尿検査について

初診・再診初診時には原則的に尿検査を行っております。事情により尿検査をご希望されない方は、スタッフまでお伝えください。

【3】問診表をご提出願います

ご自宅で問診表を記入して持参いただくとスムーズです。下記よりダウンロードの上、印刷してご利用くださいませ。

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胃腸科

問診・一般診療

まずはお話をお聞かせ下さい。胸やけ、胃もたれ、膨満感、下痢、血便等の症状に対し、検査の必要性の判断、治療方針をたてていきます。なお、大腸内の炎症については、初期段階では自覚症状が無いことがほとんどです。早期発見が重要であるため、適切な検診計画を立てられることをお勧めしております。

胃食道逆流症 (GERD: Gastro-Esophageal Reflux Disease)

胃内容物の食道内への逆流によって起こる不快な症状と、その合併症が知られています。逆流性食道炎はその代表格ですが、咽頭炎、副鼻腔炎、特発性肺線維症、反復性中耳炎等の原因が、実はGERDであった…というケースもしばしば見られます。自覚症状として、すっぱいものがこみ上げる、胸の痛み、つかえる感じ、せき、声がかすれる、耳のあたりの痛み等あれば、胃食道逆流症状の可能性があります。

胃潰瘍・十二指腸潰瘍

胃・十二指腸の壁がただれて、傷ができた状態を指します。ストレスや過度の嗜好品摂取等の刺激によって自律神経のバランスが狂い、過剰に分泌された胃酸が、胃や十二指腸の壁を傷つけてしまう…というメカニズムで発生します。上部消化管症状(胃もたれ、腹部膨満感)、便が黒い、血を吐いた等があれば、積極的に胃カメラの検査を受けていただくことをお勧めいたします。

ヘリコバクターピロリ(ピロリ菌)

胃潰瘍・十二指腸潰瘍、慢性胃炎(萎縮性胃炎)に伴う因子として、胃の中に存在する「ヘリコバクターピロリ」という細菌(ピロリ菌)があります。ピロリ菌の除菌治療により、潰瘍や胃炎が治りやすくなり、また疾病の再発率を著しく低下させることが出来ます。

大腸ポリープ・大腸がん・炎症性腸疾患

大腸内の炎症については(部位や進行度によって血液や粘液の混じった便が出ることがありますが)初期段階では自覚症状が無いことが多いです。大腸ポリープとは、いわば「イボ」のようなできものです。ほとんどの大腸がんはポリープから発生するといわれており、大きいほど癌化率が高くなります。早期発見・癌化前の段階での処置が重要です。内視鏡検査は、大病を予防する最善の手段といえます。

内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)

極力、患者様の苦痛が少ない方法で行っております。胃カメラ・大腸カメラとも、検査中もリアルタイムで画像を確認しながら医師と対話が出来ます。胃カメラは9割以上が経鼻内視鏡です。5.3mmの極細チューブで、経口タイプのような嘔吐感がありません。大腸カメラはお腹の張りを軽減する炭酸ガス送気装置を使用し、ご希望に応じて鎮静剤(眠たくなる薬)を使用しての検査も可能です。

自覚症状があれば積極的な受診を

胃カメラ検査画像 0022 胃潰瘍

胃壁に傷がつき、傷が深い層まで達した状態です。胃もたれ、腹部膨満感、便が黒い、血を吐いた等の自覚症状があれば積極的な受診をお勧めいたします。

検査と同時にポリープ切除も可能

大腸カメラ検査画像 0018 大腸ポリープ

前がん病変である大腸ポリープを発見。早期であればその場での切除(入院不要・日帰り内視鏡治療)が可能です。状態が悪化し癌化している場合には、入院・外科手術での切除が必要となります。

内科/発熱外来

かぜ症候群(熱、咳、痰、鼻水等)、生活習慣病(高血圧、脂質異常、高尿酸血症、糖尿病)等について診断、治療、予防対策を行います。

かぜ(感冒)

空気の中にあるウイルス(小さい病原体)を吸い込むことで起こります。鼻水や咳、くしゃみが出るのは、身体の防衛本能(異物の侵入を防ごうとする/入ってきた異物を排出しようとする働き)によるものです。

発熱外来

院内感染予防の観点から、発熱のある方は入口・受付から場所を分けてのご案内となります。電話連絡のうえ、正面玄関ではなく建物裏手:南口をご利用願います。詳しくはこちらの案内をご覧ください。

発熱のある患者様へ (必ずお読みください)

高血圧

血圧とは、血管の壁へ加わる力のことです。血液の量と血管の太さや硬さによって変動するもので、運動やストレスによって上下します。 最大/最小血圧 [140/90mmHg] 以上が高血圧に区分されます。

高血圧の状態が続くことは血管障害につながり、脳、心臓、腎臓の疾患を発展させ、生命予後に悪影響を及ぼします。塩分制限、体重制限などの食事や運動などの生活習慣の改善および、降圧剤の処方・服用にて治療を行います。

脂質異常症

血液中の脂質(コレステロール、中性脂肪)が異常値を示すこと。狭心症、心筋梗塞などの冠動脈疾患、脳血管障害、末梢動脈疾患などの動脈硬化リスク因子となります。

生活習慣の改善(適正なカロリー摂取、肥満の是正、コレステロール制限)、有酸素運動、薬物療法を組み合わせた治療を行います。

高尿酸血症

尿酸とは、細胞や食品中に含まれている「プリン体」が体内で分解されることで起こる老廃物のことです。増えすぎると塊になり、関節等に痛みを起こします。いわゆる痛風です。

血漿尿酸値 7.0mg/dl 超が高尿酸血症と定義されています。6.0mg/dl 以下になることを目標に、食生活の指導を含めた治療を行います。

糖尿病

インスリン(すい臓から分泌される血糖値を下げる物質)の量や働き方に問題が起こると、糖尿病が起こります。先天性のものを除き、多くの場合は食生活の乱れに起因します。

予防・治療には、何はともあれ食生活の改善(カロリー制限・糖質制限)が優先されます。また運動を習慣化することにより、血中の糖分をエネルギーとして消費する生活リズムを作ることも重要なポイントです。

外科・皮膚科

けが(切り傷)等の処置や下肢静脈瘤、皮膚症状(いぼ、水虫、帯状疱疹等)に対して、診断、治療、予防対策を行います。

泌尿器科

腎臓、膀胱、尿管、前立腺等の尿に関する診断、治療、予防対策を行います。

血尿

血尿は尿管の傷や結石によるもの(排尿時に痛みを伴います)と、そうでないものに大別されます。痛みなどの自覚症状が無いのに血尿が出た、健康診断で尿潜血を指摘されたなどの場合には、念のため精密検査をお勧めいたします。

膀胱癌

血尿や尿潜血の状態により、尿細胞診(通常の検尿より詳細な分析)、エコー(超音波)等の精密検査を行います。検査結果から膀胱癌が疑われる場合、適切な医療機関に紹介させていただきます。

尿路結石症

尿路結石とは、腎臓や尿管にカルシウムの塊が出来てしまう状態を言います。腎臓結石は自覚症状がない場合が多いですが、その結石が排尿と共に尿管に移動すると激痛を引き起こし(疝痛発作)、血尿を伴う場合があります。

前立腺肥大症

前立腺が肥大し尿路を圧迫することで、排尿の勢いが弱くなる・時間が掛かる・残尿感があるといった症状が表れます。中高年男性に多く見られ、重度の場合には尿が出なくなることもあります。また(次項の)過活動膀胱を併発することも少なくありません。

過活動膀胱

その名の通りの膀胱の活動が過度となり、頻尿・尿意切迫感・尿漏れといった症状として表れます。残念ながら原因・メカニズムは究明されていません。割合としては男女半々程度見られ、男性の場合は前立腺肥大症に伴うことが多いです。

肛門科

おしりに関する悩み(便秘、痔)に関する診断、治療、予防対策を行います。

便秘症

便通異常症診療ガイドライン2023にて診断基準も明確化されております。新しい便秘薬も登場しております。患者様の状態に応じ、食事指導含めスッキリした排便が感じ取れるよう治療を行ってゆきます。

痔核

痔は大きく分けて、3種類あります。

  1. 痔核(いぼ痔)
    血管がうっ血して出血、組織が弱くなり肛門の外に出てくる。部位によって内痔核、外痔核がある。
  2. 裂肛(切れ痔)
    硬い便によって肛門の皮膚が裂けたもの。
  3. 痔瘻(あな痔)
    ひどい下痢などで肛門の近くに細菌が入り化膿(肛門周囲膿瘍)、そこから膿がでて管に残ったもの。

原因はそれぞれあり、年齢・性別に問わずおこる病気です。
典型的な例としては

  • ストレスから便秘を起こして切れ痔。
  • 女性の方は、妊娠や出産時のいきみになどで肛門に負担がかかること、授乳などで水分不足で便秘気味となる。
  • ご高齢の方は、肛門近くの粘膜がゆるくなり、肛門の外に出てきて排便障害となる。(直腸粘膜脱)

などがあります。

その他

お体・健康に関するお悩み、お気軽にご相談ください。