ご挨拶・法人概要

近年、食生活の欧米化に伴い、日本人の疾病構造は消化器疾患におきましても大きく変化しつつあります。胃がんは減少し、頭打ち状態です。それとともに、大腸癌の死亡率は男女ともに上昇しております。消化器癌には特徴的な症状はありません。ガン年齢になり気になる症状があれば検査をすることが肝要です。

当院では、昭和57年の開院以来消化器疾患に内視鏡検査を中心に早期発見に取り組んできました。機器の進歩とともに検査も簡便、かつ苦痛も少なくなっています。経鼻内視鏡検査を導入し、現在は9割強が経鼻内視鏡検査です。

大学病院で消化器外科、血管外科の講師(岐阜大学第1外科稲田潔教授)として勤務した経験を生かして、今後も地域医療に貢献したいと存じます。肛門疾患、血管疾患(下肢静脈瘤、閉塞性動脈硬化症、バージャー病、大動脈炎症候群(高安病)、泌尿器疾患、内科系疾患についてもお気軽にご相談ください。

昭和57年開業当時は、私は小学4年生でした。その頃クリニック周囲はまだ空き地が多かった思い出があります。

月日は流れ、周囲の景色も変化しましたが、院長とともにこの地で、地域医療に貢献できるようになったことを感慨深く思っております。

クリニック職員一同、丁寧でわかりやすい十分な説明、的確な内視鏡検査、処置、またリラックスして受診いただける配慮を怠らないように努めてまいります。

そして、地域の皆様が安心して気軽に相談していただけるかかりつけ医として健康維持のお役に立つことができれば嬉しく思います。どうぞよろしくお願いいたします。